試作品作成のご依頼について
A.I.Sではこんなワガママお聞きします
- 性能・機能は維持して安定的に製造するための形状を提案してほしい。
- 製造までを考慮した試作を提案してほしい。
- 最初は小ロットで開始して、製品の売れ行きによって多ロットでの生産にも対応してもらいたい。
このようなご依頼を承ります
ダイカスト形状を見据えた試作品を作りたい
試作段階で、形状の問題点や製造側の視点でご提案します。量産検討前までに、製造要件をFIXさせて、不要な設変が発生しないように努めます。
ダイカスト製品相当の試作品を短納期で作りたい
ダイカスト本型ができあがるまでのつなぎ生産や、塗装を必要とする製品を短納期で対応します。
少量・小ロットで部品調達をしたい
「新規事業やパーツ部品で、ダイカスト製品相当品が欲しいが、量産工程で行うと逆に高くなってしまう」など、ご相談ください。少量・小ロットでも、全力で対応します。
他社で”できない”と言われた試作品を作りたい
鉄鋳物やインサート鋳造品など対応可能です。また薄物製品・大型製品に関しても、サブASSYまで対応します。
- 特徴1
- A.I.Sでは、お客様のご要望の形状をそのまま製品化するだけではなく、一貫工程による鋳造・切削・塗装の最適化工程を含めてご提案いたします。
- 特徴2
- A.I.Sは、アルミダイカストのなかでも塗装製品（外観製品）を得意とします。
例えば、自動車エンジンのダイカスト製品は外から見えない部品のため、通常は塗装まで行いません。そのため、塗装までのラインを持つダイカスト工場は少ないのが現状です。A.I.Sでは、モーターサイクル、マリンエンジン向けのダイカスト製品も製造するため、塗装を含めた一貫生産ができることに強みがあります。
- 特徴3
- 試作のご提案から製造量産まで対応可能です。
試作専業メーカーの場合、試作はできても製造ができないところもあります。A.I.Sでは、試作段階から製造担当者も含めたチームで最適化工程のご提案をさせていただきます。 近年は、試作段階から当社へ発注されるお客様のニーズも増えています。
最適化工程とは？
お客様が要望する形状をそのまま製品化すると、形状によっては製造工程で無理が生じ、強度不足や不良率が高まるなど製品化後にさまざまなトラブルが発生する場合があります。また、一貫生産を行っていないメーカーの場合、「鋳造は安定して製造できるが切削工程で無理がかかる形状」や「塗装にムラが発生しやすい切削処理」など、他工程のことを考えた設計がしにくい傾向にあります。
A.I.Sでは、製造工程における品質もあらかじめ把握し、それを踏まえた形状をメーカー様と検討したうえで、設計や製造を行っています。メーカー様から支給いただいた図面は、社内の各部門（鋳造・切削・塗装・組立）の専門チームで検討し、「製造のしやすさ」「製造工程の無駄な負荷」「機能を維持してよりよい形状ができないか」といった最適化工程をご提案いたします。また、設計段階で各部門の担当者がチームで検討することにより、一連の製造ラインまで考えたバランスのよい最適な工程・製品形状のご提案が可能です。
これらの最適化のご提案は、従来の「鋳造」「切削」「塗装」をそれぞれ別のメーカーに発注していたお客様にとって品質管理の負担解決にもつながります。
試作品のご依頼の流れ
お問い合わせ
図面、材質、個数、希望納期等をご連絡ください。
お客様の要望に対し、当社での経験やノウハウをお伝えしたうえで、最適な工法をご提案します。
お気軽にお問い合わせください。
お見積の提出
最短で翌日までに見積書を提出します。
工法に関するご相談が必要な場合は、工法違いの見積書を提出させていただきます。
技術打合せ
量産を見据えた試作品に関しては、凝固解析等を駆使し、形状を提案させていただきます。 製品の用途や相手物をヒアリングさせていただき、最適な形状を実現します。
当社技術部が、最適な部品設計をお手伝いします。
制作・納品
型構造の自由度が高いため、アンダーカット形状や抜け勾配等も対応します。鉄系材料のインサート鋳造や、樹脂成形・鉄鋳物・亜鉛鋳造も可能です。
リークテストやさまざまな検査設備にて、高品質な試作品をお届けします。